ブロックチェーンの正体 少し長い記事ですが、ブロックチェーンに関してよくまとまっていたのでここで保存。ブロックチェーンはざっくり言うと分散型台帳です。ここで学んだのはプルーフ(証明)とコンセンサス(同意)について。Bitcoinに代表されるパブリック型ブロックチェーンは完全に管理者無し。それでは台帳の改ざんをどうやって管理するのか。Bitcoinでは台帳の書き換えにある一定の計算が必要。それをクリアしたものが台帳の書き換えを行う。それでパブリックに世界中の方々に台帳を管理してもらい、さらに計算をしてもらう(マイナーと呼ばれる)。そのクリア報酬としてある額のBitcoinが支払われる。そうすることでBitcoinシステムは成り立っている。マイナーが世界中に多...2015.12.18 13:35Science
NASAとPlayStation VRがコラボ! 宇宙飛行士をトレーニングへVRの面白い使い方のひとつですね.人間の手のようなものを持つRobonaut 2というロボットをNASAが開発中です.遠隔操作で繊細な動きをするRobonaut 2を動かすつもりらしいですが,その遠隔操作のためにPlayStation VRを利用するそうです!実際の動作とVRが反映されるまでにはタイムラグがあり普通は弱点になるのですが,実際のロボットの遠隔操作に関しては,遠隔操作のためのタイムラグがあるためかえって好都合なのだとか.実用化できれば人間が船外活動を行うことによる事故のリスクを下げることができるため,大きなメリットがありますね.2015.12.18 10:54Science
細胞が配置に付く様子観察=がん転移にも関連か-理研肺がんはがんの中でもっとも死亡者数が多い.小細胞肺がんの原因と言われている神経内分泌細胞(NE細胞)は,気管支内を自ら移動して回る.小細胞肺がんは転移しやすいと知られており,このNE細胞の動きを知ることがとても重要である.今回,そのNE細胞の移動の様子を継続的に観察することに成功したらしい.まだ転移のメカニズムの解明に至ったわけではないが,観察できるようになったのは大きな一歩である.転移を食い止められるなら,治療法も増えてきそうだ.2015.12.18 10:40Science
GaNの「最小」ACアダプター、充電時間も1/3に従来のACアダプターの消費電力の1/2、充電時間はなんと1/3となるようです。今までもGaN-HEMTを利用すると高速動作をすることは知られていたが、制御信号波形が原因で損失が大きかった。今回、周辺回路を工夫することでそれを大きく改善したということだ!要は制御信号のON・OFFの切り替えにかかる時間、つまり緩和時間みたいなものを出来るだけ短くしたということ。サイズが小さくできるというのもひとつのポイントですねぇ。スマホの普及によって充電時間の短縮はかなり需要が高いので、これは良い取り組みですね。2015.12.12 15:31Science
リチウムイオン電池を10分以内で安全に急速充電!ナンヤン理工大が技術開発すごい技術です。10分でフル充電できるようになるなら、各スマホメーカーは容量の拡大に力を注ぐ必要がなくなるので、スマホの小型化・高機能化につながるでしょう。リチウムイオンは発熱による発火や爆発の危険性があるが、このスマートチップは温度と電圧をモニターしつつ残容量を正確に測るアルゴリズムが組み込まれてあるらしく、これを元に最適に急速充電するのだそう。これだけで今まで数時間かかっていた充電が10分でできるようになるとは…。このスマートチップを電池側と充電器側に組み込むだけ、しかも既にチップのサイズが手の爪程度で作られていることなどから、すぐに実用化されるような気がしますね。2015.11.30 13:57Science
温暖化による理論が破綻“南極の氷増加” 海面上昇の原因はどこに…ほう。南極の氷は全体としては増加傾向にあるのだと。そうなると南極以外の氷が想定以上に溶け出している可能性が出てきて更に訳の分からないことになる。そもそも海面上昇が氷の融解によるものだけなのかも疑問だけど。私は、温暖化そのものは人間活動の影響より太陽の活動周期の影響の方が大きいと考えています。心配しなくてもいずれ氷河期が来ると思うので、そんなに神経質になる必要はないのかな、と。2015.11.19 14:32Science
声帯組織の培養に成功、移植も視野に 米研究最近ではつんくさんで注目を浴びた声帯全摘出ですが、今回アメリカの研究チームが声帯組織を培養、移植実験に成功したそうです。線維芽細胞と呼ばれる結合細胞の一種と、正常な声帯細胞を用いて生物工学的に作られたそう。しかもイヌの喉頭(喉仏の部分)に移植し、そこへ湿り気のある空気を送ることと声帯振動を確認できたそうです。どうやって作るのか、気になりますねぇ。2015.11.19 13:26Science
地質学:ダイヤモンドの形成機構に関する新しい考え天然ダイアモンドがどのように形成されるかって、まだ分かっていなかったんだね。流体またはマグマだと関連した酸化還元反応だというのがこれまでの説だったが、今回提案されたのは流体-鉱物反応におけるpH値の低下だ、というモデル。流体は自分自身の流れによって濃度や密度に偏りができ、さらに流体の運動を引き起こすらしい(組成流体)。流体については詳しくは分からないが面白いですね。その流体の進化とケイ酸塩岩石との相互作用でpH値が低下し、それがダイアモンド形成を引き起こす、ということだ。地質学における歴史を解き明かすのに重要なモデルである。2015.11.12 14:12Science
生き残っていく理論が物理となる――宇宙と相対性理論の最前線 / 『ブラックホール・膨張宇宙・重力波』著者、真貝寿明氏インタビュー |面白い話だった。ダークエネルギーとか。電気力とか磁力に斥力があるように、重力に斥力があっても何らおかしな話ではないと思える。そんなモノがあったら、地球上に持ってくると空に向かって飛んで行く。面白い。軽くまとめると、・ダークマターが存在するのはほぼ確実らしい。じゃないと銀河系の重力の構造を説明できないらしい。まだ見えていない暗黒物質の存在が「確実!」っていうのはなかなか興味深い。・ダークエネルギーは宇宙の膨張速度の矛盾を説明するために考えられた反重力のようなもの。これは一般相対性理論の「重力の正体は時空のゆがみだ」という考えを修正できるなら必要のない概念らしいが、まだまだそこは不明。重力の正体って本当に謎。興味津々。・時空の歪みによっ...2015.11.09 14:04Science
iPS細胞で神経細胞作製。アルツハイマー病など病態再現すげぇ。ウィント、レチノイン酸、ソニックヘッジホッグという3種の物質をコントロールすることで脳や脊髄の神経細胞を作り分けることに成功したらしい。アルツハイマーやALSは脳領域のある特定部分の障害で引き起こされるらしく、この技術によってそれらの病態を再現することに成功したと。つまりiPS細胞からある特定の部分の神経細胞をピンポイントに作れるため、アルツハイマーやALSなどの治療法の開発が大きく進展する可能性がある。iPS細胞を使った研究は本当に活発なのでどんどん進んでいきそうで楽しみです。2015.11.07 13:48Science
iPSで軟骨細胞作製事業 京大発バイオベンチャー iPS細胞に関する研究はどんどん進んでそうだね。医療にどんどん革命が起こりそうです。ただiPS細胞で作った臓器を実際に体の中に入れるのはかなり難しいらしく、血管や他の細胞との結びつきがうまくいかないみたいです。いずれ解決されるだろうけど。2015.11.05 10:48Science
情報を瞬間移動させる量子テレポーテーション、100kmの新記録を樹立「どれだけ遠くに」離れていても、片方の量子の情報がもう片方の量子へと「瞬時に」情報が伝わるのだそう。「瞬時に」というのはもちろん光速よりも速く。というのも実際に情報がその距離を移動しているわけではないからだそう。まさにテレポーテーションですねぇ。しかもそれは理論のみで考えていることではなく実際に測定できたみたいだから驚き。記事では100キロメートルの距離で観測できたそうです。相対性理論大好きっ子からするとこの現象はかなり意味不明。一体何がどう伝わっているんだろう。光でさえもどういうのもなのかよく分からないのに…。物理もまだまだ謎だらけですね。2015.11.04 13:46Science