Shohei Tanahara

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Ken Yokoyama Sentimental Trash Tour

前回のツアーで渋谷CLUB QUATTROに申し込んだけど抽選で外れたので、東京は倍率高いかなぁと思い今回は横浜ベイホールで申し込んだら無事取れました。Sentimental Trashツアーだから基本的には新アルバムで構成されていて、新しい雰囲気のKen Band。このアルバム、ちょっとオールドロックンロールの雰囲気が漂っていて個人的に大好きです。生で聴いたら「Dream of You」が結構良かったなぁ。何よりも感慨深いのが健さんがGretschを使い始めたということ!てかGretschを弾き始めたから最近めっちゃ健さんに惹かれてます。最初からKenny Falconで登場し「Dance, Sing, Then Think」を奏でる。グレッチの音はクセがあって扱いづらいんだけど、ちゃんと健さんの音が鳴っていたなぁ。さすがです。7、8曲ほど演奏したあと「Yellow Trash Blues」で6120に持ち替える。健さんが俺の大好きな6120をステージで弾くなんて夢にも思わなかったよ…。やっぱ「Yellow Trash Blues」は「Stray Cat Strut」にインスパイアされた曲だと思います。そのあともBlue FalconとGibson ES-355 モスグリーンだしひとつのライブ通して箱モノを弾くなんて…。この喜びと感動は言い表せません。LIVEの途中で客からリクエストを数曲もらうシーンがあって、そこで全く練習していないと言っていた「I Go Alone」と「I Love」を披露。この2曲は気分を乗せるときに聴く曲だから超嬉しかった。リクエストしてくれたお客さんありがとう!終盤ではもちろん「I Won't Turn Off My Radio」も演奏してくれたし「Ricky Punks Ⅲ」も良かったなぁ。もうひとつ良かったのが「Walk」!磯部正文のこのカバーいいよね。アンコールでは「Maybe Maybe」も歌ってくれていい感じ。最後は「Let The Beat Carry On」でフィニッシュ。健さん、Hi-Standardでライブするより何倍もいい顔してたし、トークもノリノリで面白かった!妖怪ウォッチハマりすぎ(笑) ライブでも「もんげー」「ずらー」連発してた(笑)やっぱりライブはいいね。めちゃくちゃ楽しかったです。また来年も行きたいなぁ。

ブロックチェーンの正体

少し長い記事ですが、ブロックチェーンに関してよくまとまっていたのでここで保存。ブロックチェーンはざっくり言うと分散型台帳です。ここで学んだのはプルーフ(証明)とコンセンサス(同意)について。Bitcoinに代表されるパブリック型ブロックチェーンは完全に管理者無し。それでは台帳の改ざんをどうやって管理するのか。Bitcoinでは台帳の書き換えにある一定の計算が必要。それをクリアしたものが台帳の書き換えを行う。それでパブリックに世界中の方々に台帳を管理してもらい、さらに計算をしてもらう(マイナーと呼ばれる)。そのクリア報酬としてある額のBitcoinが支払われる。そうすることでBitcoinシステムは成り立っている。マイナーが世界中に多数いて、それぞれが台帳をもっているので、ある一人のマイナーが改ざんしてもすぐにバレる。それでは、複数の改ざんがあった場合は?これはとても単純で多数決で決まる。つまり、Bitcoinのようなパブリックなブロックチェーンで改ざんを行うには50%以上のノードを支配しなければならない。現実的に不可能。こうしてBitcoin(パブリック型ブロックチェーン)のプルーフとコンセンサスは成り立っている。しかし、この方法ではプルーフのためにトランザクションにかかる時間がもちろん発生する。Bitcoinの場合、約10分かかると言われているのはこのプルーフとコンセンサスにかかるトランザクションタイムである。それではMijinのようなプライベート型ブロックチェーンにおけるプルーフとコンセンサスは?それは簡単な話。プライベート型では管理者がいてノードを管理できるわけだから、そもそも悪意のあるノードが基本的にない。そうするとトランザクションタイムを長く取る必要がないので、結果として台帳書き換えの速さ、つまり決済速度が速くなる。もっと言えば、トークンと呼ばれるシステム内貨幣(Bitcoinのようなもの)も特に必要ないのである。要はブロックチェーンにおいては、悪意ある改ざんの管理とトランザクションにかかる時間はトレードオフにあるということ。ブロックチェーンに対する理解が少しだけ深まりました。株主の報酬のモニタリングにブロックチェーンを使うとかちょっと面白い話だった。