夢の「リチウム-空気電池」に向けて一歩前進

まさか、バッテリーに空気を使うとは…。しかしながらそのポテンシャルは従来のリチウムイオンバッテリーに比べ、重量あたりの蓄エネルギーが5倍というから驚き。ざっくり言うと、空気はその辺にたくさんあるので持ち運ぶ必要がなく、その分バッテリー質量を大きく減らせるということだ。

実用化にはまだまだ課題がたくさんあるのはもちろんだが、従来のバッテリーにもあったような課題であるので、いずれは解決できるだろうと考えられる。電極の表面に反応後の物質が付着し、電極の表面積が低下することによって充電能力が劣化していくということは、従来の鉛蓄電池やリチウムイオン電池にもあったことであり、今後改善できるだろう。

実用化できれば電気自動車にとって大きなブレイクスルーになることは間違いなし。ガソリンの質量あたりの貯蔵エネルギーと同程度になるそうだ。

しかしこういうところでグラフェンを活用することができるんだなぁ。

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